足のつりやすい季節です
足がつった経験、大人なら誰しも一度や二度はありますよね。
今年の秋は温かかったので、体もほわんとしていたと思いますが、ここ最近急に冷え込み、一気に体がカチカチに。
あの嫌な痛み、治ったとしても、またいつこの症状が出るのかと思うと不安になるものです。
そんなストレスが少しでも軽減するように、足のつる原因、対策、予防をシェアできたらと思います。
【足がつるとは?】
ふくらはぎの筋肉は、いつも「今、このくらい伸びています!」ということを脳や脊髄などの中枢神経に伝えています。
それに対して、中枢神経は「ではこれくらい収縮してください!」とふくらはぎの筋肉に伝えます。
その仕組みに不具合が生じると、ふくらはぎが必要以上に縮んでしまい、”つる”原因となってしまうのです。
【原因】~なんでつるの?~
●「水分不足」→睡眠時やスポーツ時に汗をかき、気づかぬうちに水分不足となりミネラルバランスが崩れてしまう
ミネラルは、筋肉が動くために欠かせないものです(ミネラルとは:ここではナトリウムやカリウム、カルシウムなどを指します)
●「筋肉疲労」→筋肉を使い過ぎてエネルギー補給が追いつかず、筋肉がうまく動かせなくなってしまう
【対処】~つってしまったら~
●「副甲状腺」の反射区を揉む(No.13)
副甲状腺は、血中カルシウムの量を調整してくれるので、治りが格段に速くなります
●どこの筋肉がつっているのか探る
痛くてそれどころではないと思うのですが、ふくらはぎ?すね?指先?冷静に見極めましょう
●ゆっくり伸ばす
どこがつっているのかが分かったら、その筋肉を伸ばしてあげます。痛みがおさまってくるまで、ゆっくりと続けます。
痛すぎて伸ばせない場合は、やさしくその筋肉をもみほぐしてあげましょう。
ふくらはぎ:足を延ばし、つま先を上に向けて、自分の方へつま先を引き寄せる
すね:つま先をバレリーナの様にして、すねを伸ばす
【予防】
●足もみ
「血流良くする=足もみ」と言っていいほどです。東洋医学では、筋肉へ栄養を送っているのは「肝」。
前述したように「副甲状腺」と、「肝臓」(No.18)、「胆のう」(No.19)の反射区を日頃から揉んであげましょう。
●ストレッチ&マッサージ
お風呂上りに前屈や足全体を揉み、血流をよくする
●冷やさない
寝る時に湯たんぽを入れたり、しめつけないレッグウォーマーをしたり、足を冷やさないようにする
●ミネラル補給 おやつや食事に取り入れて
・カルシウム・・・チーズ、ひじき、小松菜、木綿豆腐、煮干し、牛乳など
・マグネシウム・・・わかめ、するめ、いわし、玄米、アーモンド、納豆、ココアなど
・ナトリウム・・・味噌汁、漬物、ハム、かまぼこ、スポーツドリンクなど
・カリウム・・・バナナ、キウイ、わかめ、りんご、じゃがいもなど
足が最近よくつるという方、ぜひお試しくださいね。
でもこのようなお手当で治らない場合、何か原因が隠れている可能性がありますので、掛かりつけのお医者様へご相談してください。
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